巻藁練習時の安全上の注意
■巻藁 準備における安全上の注意
<!>危険
- ●巻藁場への部外者の立入り禁止
- 間違えて発射された場合、立ち入った人・動物に矢が刺さるおそれがあります。
- ●巻藁背面への部外者の立入り禁止。禁止できない場合は十分な矢止め対策の実施
- ●巻藁背面には矢止めを設置
- ●矢止めの隙間を作らない
- 矢が大きく巻藁を外した際、矢が巻藁背面へ飛び、人・物に矢が刺さるおそれがあります。
- ●古くなり藁の隙間の広くなった巻藁は使用しない
- 矢が巻藁を貫通し、矢が巻藁背面へ飛び、人・物に矢が刺さるおそれがあります。
<!>警告
- ●畳ではなく巻藁を使用する
- 巻藁の代わりに日本では入手しやすい畳を使用することがありますが、巻藁に比べ跳ね返りやすく、矢が射手・及び周辺の人間に刺さるおそれがあります。
<!>注意
- ●巻藁間を十分にとる
- 弓倒しの際に、弓で前の射手を殴打する(殴打される)おそれがあります。
■巻藁 行射時の安全上の注意
<!>危険
- ●行射中に人・動物が巻藁との間に立ち入った際、 射手は弦を離さず、必ず弦を引き戻す
- 間違えて発射された場合、立ち入った人・動物に矢が刺さるおそれがあります。
- ●適切な高さ(足踏みした際に、口が巻藁中央にある高さ)の巻藁で弓を引く
- ●巻藁中央部分を狙って弓を引く
- ●射手は巻藁から必要以上に距離をとらない。(約2m以上離れない)
- 矢が巻藁を外した際、矢が巻藁背面へ飛び、弓道場外の人・物に刺さおそれがあります。
<!>警告
- ●射形確認用の鏡は顔を動かさずに確認する。可能ならビデオ撮影などで確認する。
- 顔を体正面に向きなおす際に矢を押し箆こぼれし、そのまま間違えて発射された場合、矢が周囲の人に刺さるおそれがあります。
- ●射手は巻藁から適切な距離(約2m)離れる。
- 射手が射た後、矢が巻藁/矢止め/巻藁台から跳ね返り、射手・及び周辺の人間に刺さるおそれがあります。
<!>注意
- ●背面(巻藁正面を見て左側)の巻藁で射手が打ち起こしている場合は入場しない
- 背面の巻藁で引いている射手より、弓倒しの際に殴打されるおそれがあります。
■巻藁 矢取り時の安全上の注意
<!>危険
- ●前後が打ち起こしている場合は矢を抜きに巻藁に近づかない
- 前後の射手の放った矢が大きく的を外した際、近づいた人に矢が刺さるおそれがあります。
<!>警告
- ●矢抜き時に後ろを確認する
- 矢抜き時に背面に人が近づいた際、抜いた矢で背面の人を突くおそれがあります。
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巻藁練習時の安全上の注意
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