指導について


1:引退間近さん
43.235.244.157(usen-43x235x244x157.ap-usen.usen.ad.jp)
今、といっても四月からなのですが、下級生に対する指導で困ったことがあります。
打起しで肩が上がるのです。そして肩が上がらないように打起しさせたら、45度が限界なのです。
もちろん教本では、45度の打起しと言われてるから、それでいいじゃないかと思われるかもしれませんが、もう1つの問題点として、腕が長いのです。
僕の経験ではリーチが長い人は、打起しは高めのほうが引きやすいと思うのですが、どうでしょう?打起しが低いと肩が開きにくいと思うのですが。
肩が上がらない指導法を知っている方、どうかご意見ください。
弓構えは張出しを意識して卵型(もちろん縦に)、取懸けは親指を弦と垂直に横から入れる。打起しでは腕の下面を張りながら肘を意識して遠くを通す。胸は張り出さず、体の重心はやや前方。で、できるだけ肩は上げない。指導法として、何か間違っていますか?
2:斜面射手さん
210.232.30.34(ns1.pcy.mfnet.ne.jp)
打ち起こすときに弓構えの位置から垂直に
打ち起こすと肩が上がりやすいです。

大前側に救い上げるように・弧を描くように
打ち起こさせると肩は上がりにくいです。

>僕の経験ではリーチが長い人は、
打起しは高めのほうが引きやすいと思うのですが

私にはわかりませんが、その「例外」だったばあい
貴方の思い込みでその後輩の射を邪魔してしまうことに
なりませんか?とりあえずは45°でいいのでは
ないでしょうか?指導者の方にもご相談ください。
3:引退間近さん
43.235.244.157(usen-43x235x244x157.ap-usen.usen.ad.jp)
>その「例外」だったばあい
貴方の思い込みでその後輩の射を邪魔してしまう

確かにそうかもしれません。
最近よかれと思ってやっていることがうまくいかないことがたまにある。指導って難しいですね。
本当は、あまり干渉せずに、あまりに違う方向に脱線しかけたときだけ指導しようと思ってはいるのですが、立場上というのもありますし、自分の性格上(これが一番問題)つい、うずうずっとしてしまう。
指導の仕方を見つめなおします。

あと教本で一番理解できないのが、この45度の打起し(もちろん自分でも体験しました)。メリットは何なんでしょう?肩が上がらない打起しってのはわかるんですけど、引分けでどうも寄せにくくて。
何年も続ける人ならいざ知らず、学生弓道(3年夏で引退)には本当に向いてるのでしょうか?もちろん学生である以上、毎日は引けないから、週3、4日引くとしてです。
ちなみにうちの部では、新入生に教えるときには、60度でやってます。期間も短く、女の子が多いという事情も含めて。
もし何か意見がありましたら、来年の指導に当たっての参考とするので、ぜひお願いします。
4:斜面射手さん
210.232.30.34(ns1.pcy.mfnet.ne.jp)
確かに、打ち起こしは初心者には高く大きく
とらせるべきですね。45°というのも、
年を取るとこれ以上肩が上がらないからという
理由で、実はもっと高く取るのが理想という
話もあります。

45°付近だと、寄せにくいとのことですが、
骨法ができていないときついです。あくまで、
「45°付近」なのである程度自分のやりやすい角度でも
いいと思います。

教本に書いてあることは飽くまで平均化された
引き方ではありますが、確立された射法でもあります。
ご自身の考えも混ぜてやることはいいかもしれませんが、
後輩が後に「え!?今まで教わってたのって教本と違うの!?」ということにはならないように注意してください。
「教本にはこう書いてあるけど、こうしたほうがいいと
思うんだけど、どう?どっちがやりやすい?」
といった感じのほうが無難だと思いますよ。
5:斜面射手さん
210.232.30.34(ns1.pcy.mfnet.ne.jp)
引退間近さんは「西医体弓道競技」に出場されてる学校の
人ですか?頑張ってくださいね。でも、引退すると
肩の荷が下りて急に楽に引けて変な癖とか
治ってしまうものですよ。
6:引退間近さん
43.235.244.157(usen-43x235x244x157.ap-usen.usen.ad.jp)
西医体出ますよ。
去年は静岡でした。なぜ?というくらい遠かった…。
まあ18切符使って12時間かけて行きましたけどね。
今年は京都です。三十三間堂に出た頃はスキーで膝をやってしまって(1週間後に手術しました。1ヵ月入院して、入院中も松葉杖で道場行って弓引いてましたけど。)あまり観光できなかったので、結構楽しみ。
お勧めあったら教えてください。

>「え!?今まで教わってたのって教本と違うの!?」
僕がまさにそうでした。僕自身はあまり指導されなかったんですよ。もちろん基礎は教えてもらいましたけどね。一年生の夏以降は放置されて、どうしようもなく崩れたときにだけ指導してもらうって形。だから2年の頃までは我流でした(今もですけど)。
その期間に変な癖がついて、3年に上がった頃初めて弓道教本を読んで、ぜんぜん違うじゃんと思い、まず打起しを低くしました。それからです、崩れたのは。打起しを低くしたらそれまで使っていた15Kgの弓が重くて引けなくなり、2年の冬には練習で半矢を切ることはほとんどなく、試合でも20射15中とかしてたのが、半年間半矢も出なくなりました。まあ自分の手に合わない新カケを使い始めたせいもありましたが。
弓道教本を読み始めたきっかけは弐段で初めて落ちたことでしたね。このままの射型じゃいけんと。
こんな経緯があったから、後輩の指導は熱心にしてやろう、同じ経験をさせちゃいけんと思うようになったんですよね。最近は過剰かなぁと少し反省しがちではありますが。
7:斜面射手さん
210.232.30.34(ns1.pcy.mfnet.ne.jp)
そうだったんですか・・・
自分は東医体出場校のOBで引退してから斜面に
しました。

後輩の指導には悩むところですよね。
私が入部した頃は教本など目を通す先輩は皆無で、
上から直伝の形で代々射形が伝わっている感じでした。
私も教本を読むようになって「全然ちがうじゃん」という
体験をしました。そのときは2年だったので翌年から教本を
教えようとする自分と、学校流を教えようとする
先輩の間で軋轢が生まれてしまいましたが、
今となってはいい(?)思い出です。

後輩の指導に関しては、熱心にやることはいいことだと
思います。あとは後輩の個々が自分で考えて、取り組み
成長していくものですから。私の経験ですが、
「教えすぎ」もよくないです。自分で考えてやってみて
閃くのが弓道の楽しみでもあります。全て言ってしまうと
TVのような感覚らしく、何も残らないそうです。

どこの部も似たような話があるものですね。
頑張ってください。
8:ほんまもんさん
218.222.1.169(wacc3s1.ezweb.ne.jp)
私も引退間近で後輩をしっかり見ています。私は後輩を見ていてこうしたほうがいいとおもったらまよわず教えることにしています!もし教えたことが間違っていても間違ったことを習うのもいい練習になるとおもっています。後輩にもちゃんとわかってくれる人もいればなかなか言ったことをできない人もいて大変ですよね。残り少ない期間ですがお互いがんばりましょー!

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