月刊「弓道」2008年05月 [第696号]


■書籍情報

月刊「弓道」2008年05月 [第696号]

著者
財団法人 全日本弓道連盟
発行
財団法人 全日本弓道連盟
定価
350円(本体:334円)
ISBN

■レビュー

【デビ】先月、弓道誌を「面白い」とほめた所、現編集長が変更とのこと。
編集後記を抜粋すると、「○今月号で、編集長の任を終えます。以前担当した時は任期を半月以上残し、原稿を事務局に送信した翌日留守電に解任の報が入っていました。今回は5月号まで無事任期を遂げることが出来ました。○今回は、事務局員との闘争に明け暮れてしまいました。まずキチンとした編集体制を組むことを目指しましたが、永年の慣習は容易には崩せません。就任早々通告された機関誌のB5版化も、とても達成できませんでした。健全な機関誌は健全な編集から、と思いましたが、その健全が何か、とうとう理解を得られなかったようです。〜」

上記を踏まえると、暗黒の2006年(連載が「いろは歌留多」一本しかないという内容の薄い時代)の弓道誌を、なんとか復帰させた立役者は上記編集後記を書いている渡辺晴美編集長の功績が大きかったと思われます。渡辺さんはお疲れ様でした。今後の弓道誌がどう舵を切るか、各連載の終了後がどうなるかが心配だ。。。
今月号の見所は「弓ごよみ」の差込写真でしょう。竹弓WSでヒゴに火入れをしたけど、そうか、やっぱり肥後三郎もキンキンに火入れしてるんだなと。あと、あの櫨の山(今もあれだけあるか不明だが)、あれは宝の山だなと。。。多分、竹弓WS参加者とかマニアな人とは、今月号1冊で、酒飲みながら一晩中語ることができるかと。


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