ゴム弓練習

■ゴム弓練習とは？

【デビ】 ゴム弓練習とは、ゴムがついた棒を仮想の弓と見立てて、弓を引く動作を練習すること。徒手練習で覚えた射法八節にある程度のテンションをかけて型が崩れないように練習します。

【セン】 へ〜、何に使うかと思っていたゴムも仮想の弓なのね。これなら携帯して何処でも弓が練習出来るわね。って、私するのかしら。

【ボカ】 ゴム弓練習は指導者によっては省略されることもある。結構弓の引く感じとは違うからだ。しかし、正しい練習を行えば有効なのも事実。素引きなどと併用してやると吉だ。

■解説

• 図 ゴム:01
  01. 両足を平行にそろえて真直ぐ立ちます。
• 図 ゴム:02
  02. 両肘を曲げ、両手の拇指をを腰骨のでっぱりの部分にあたる部分で肘を張ります。
• 図 ゴム:03
  03. 顔を左に向けます。「足踏み」
• 図 ゴム:04
  04. 左足を半歩広げます。
• 図 ゴム:05
  05. 右足を左足に近づけつつ…
• 図 ゴム:06
  06. 右足を右へ一足で扇形に踏み開きます。５と６は１つのタイミングで行います。
• 図 ゴム:07
  07. 顔を正面に戻します。左右前後の傾きを確認し、体の重心を整えます。「胴造り」
• 図 ゴム:08
  08. 左手を腰前面に出します。
• 図 ゴム:09
  09. 右手を腰前面に出し、ゴムを握ります。「弓構え」
• 図 ゴム:10
  10. 顔を左に向けます。
• 図 ゴム:11
  11. 両手先を平行に保ちつつ、頭の少し上あたりまで上げます。「打起し 」
• 図 ゴム:12
  12. 両手先を平行に保ちつつ、左腕の間接を反します。「引分け」
• 図 ゴム:13
  13. 左右均等に肩を下ろしゴムを引きます。
• 図 ゴム:14
  14. 引き分けた状態を数秒保ちます。矢を引き絞った状態です。「会」
• 図 ゴム:15
  15. 勢い良く右手を離し、大の字になります。「離れ」
• 図 ゴム:16
  16. 離れた状態を数秒保ちます。「残身/残心」
• 図 ゴム:17
  17. 両腕を腰に戻します。
• 図 ゴム:18
  18. 顔を正面に戻します。
• 図 ゴム:19
  19. 右足を中央へ寄せます。
• 図 ゴム:20
  20. 左足を右足へ寄せます。
• 図 ゴム:21
  21. 両手を下ろし、立った姿勢に戻ります。