第六回 デビール杯弓道射会 優勝者インタビュー


【デビ】 第六回デビール杯優勝のひろっちさんにメールでのインタビューを行いました。
優勝おめでとうございます! 優勝のご感想は?

【ひろっち】去年は、予選で一本外してしまって予選落ちしてしまったので、今年は気合を入れてがんばりました。優勝目指して頑張ったので、優勝出来てうれしいです。最近、仕事などでなかなか試合に参加出来ていなかったのでいい感じで引くことが出来てよかったです。

【デビ】社会人ということで、お忙しい中ご参加ありがとうございます。中りは学生のモノかと思っていましたが、社会人でもその中りを維持できる秘訣なんてあったりするのでしょうか?

【ひろっち】正しい形が出来ていれば、自然に中たるものだと思います。後は、練習して中たる場所、形を体に覚えこませるのも必要です。基礎がしっかり出来ていれば、自然に中たるものです。

【デビ】これだけ中ればその言葉にも納得。さて、愛用の道具などは何を使っていますか?

【ひろっち】弓は、永野一翠の吟翠、亡くなられた松永先生が作った弓などを使っています。弦は、弦音、竹弓にかかる負担などのことを考えて、麻弦を使っています。矢は、カーボン矢と竹矢を交互に使っています。カーボン矢は軽いので、竹矢の重さに合わせて調整してもらっています。ユガケは、高校、大学、現在と使っています。ユガケは、高校の時から使っていて、デビール杯の途中で壊れかけてしまいました。寿命だったかも!!

さてさて、普段の練習内容についても教えてください。

【ひろっち】週2日〜3日の練習で、1日の練習(2時間位)で座射も含めて40射位は、引くようにしています。夜間の限られた時間しか出来ないので、昼間に引くことが出来れば試合に向けて調整できるのですが・・・。2つの会に所属していて、一つは、先生に付いて、みっちししごかれる練習する形をとっていて、もう一つは矢数をかける練習スタイルをとっていて、試合に合わせて調整した練習をしています。後は、試合が近づけば、試合会場のイメージを作って練習することを心がけています。練習では、正しい形で引ければ中たならくても満足していますし、あまりにも調子悪ければ練習を途中で切り上げます。悪い癖が付かないようにするためです。次回も悪ければ、直し始めます。

【デビ】やはり自然に中るまでの「正しい形」とは、日々の精進の成果なのですね。そんなひろっちさんの今後の目標は?

【ひろっち】今後の目標は、錬士を取得することです。後は、各大会において上位に食い込めるようにすることです。とりあえずは、7月6日に静岡県の伊豆の国市(旧伊豆長岡町)<リバーサイドパーク弓道場>で弓道大会があるみたいなので、頑張ってみようかなと思っています。当日参加OKで、誰でも出来る大会なので、興味もった方は参加してみては如何ですか?来年は、何かの全国大会もくしは東海大会に出場することが目標です。

【デビ】是非、デビ杯での調子を維持して優勝をかっさらってください。さて、最近弓道の事故などが続いていますよね。何か気をつけていることなどはありますか?

【ひろっち】矢取りは、声掛けをしてから、看的所から安土に出るようにしていますし、初心者が引いている場合は、引き終わってから矢取りに向かうようにしています。参段以上の人が道場にいないと練習出来ないようになっています。

【デビ】そうですね、矢取りがなんだかんだ言っても最も危険ですから。しかし、練習の出来ないボーダーが参段以上って、微妙に厳しいような。。。最後に弓道のすすめへのコメントなど、ありましたらお願いします。

【ひろっち】弓道のすすめの閉鎖されてしまった弓友探しの復活を望む!! 

【デビ】弓友探しか〜、ちょっと検討してみます。約束はできませんが。 
それでは今回はご参加、ならびに大活躍をありがとうございました。全国大会での活躍を期待しています!インタビューもありがとうございました〜


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