竹弓ワークショップ in 京都(2006年8月開催済み)


※2005年のワークショップの募集は締め切りました。ワークショップの様子は竹弓製作の流れ その1/その2でどうぞ。

■竹弓ワークショップとは?

【デビ】今回は、京都の弓師である柴田勘十郎さん主催による竹弓作成のワークショップのお知らせです。実際の弓作りを1週間かけて行うプログラム。
掲示板で盛り上がっており、折角のご縁ですからご紹介させていただきます。

【セン】あら〜、おもしろそう。でもちょっと初心者には荷が重いわね、結構なお金もかかるし…

【ボカ】う〜ん、今ならまだ充分竹弓の知識を詰め込む事は可能なので、やる気の問題だけだと思うのだが、正直弓を始めたばかりの人には難しいかも。また、十何万というお金もかかる話だけど、基本的に手探り状態での儲け無しの雰囲気。真剣に興味のある方だけお申し込みどうぞ。


 

■竹弓ワークショップ IN 京都

[挿絵:柴田勘十郎さん]

日頃皆さんが使っている竹弓。本当の竹弓の扱い方や性質をご存じでしょうか?ぜひ弓作りの現場で弓師の生の声、本音を聞きながら弓作りに挑戦しませんか?自身の弓作りを通して、ありのままの竹弓の本質を理解する機会を設けたいと思っております。

内容
弓製作の実体験。一人一張りの製作
日時
2005年8月9日(火)〜15日(月)の7日間
実施場所
柴田勘十郎弓店
宿泊場所
京都市北区金閣寺近郊(人数による)
参加定員
先着10名前後
参加費用
15.5万円(弓一張り、宿泊・食事付き、傷害保険付 税込み)

☆宿泊場所から仕事場に通い、弓製作の始めから終わりまでを弓師の解説・指導・補助を受けて実用可能なレベルに仕上げます。なお各々製作した弓は持ち帰っていただけます。小村取をご希望の方は後日個々に指導を行う予定です。

 

工程

  1. 竹合わせ[前竹・外竹を選ぶ]
  2. 竹削り [手鉋で薄く削り込む]
  3. ひご作り[竹を薄く削り、側木を合わす]
  4. 弓打ち*[材料を縄で巻き、楔で締め合わせる]
  5. 台張り*[藤放しの弓を張り台で張る]
  6. 張り込み[調整をしながら張り込む]
  7. 村取り [刃物や鉋で成形する]
  8. 仕上げ [籐・握り皮巻き]

注* 弓製作の生命線のため、この部分は弓師が解説をしつつ、とりおこないます。

 

主催・問い合わせ先

御弓師
柴田勘十郎
住所
京都市下京区御幸町万寿寺上がる須浜町657
電話
075-351-1491

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